レーザーを照射してからしばらくは髭が剃りにくくなる日が続きます。毛根から髭が離れるためにコシがなくなってしまい、柔らかくなるからです。
またレーザー照射前より髭が濃くなったように感じることがあります。これは「泥棒ヒゲ」状態と呼ばれています。
泥棒ヒゲは誰にでも起こる一時的なもの
泥棒ヒゲは言ってみればレーザーがしっかりと髭に吸収された証拠で誰にでも起こるものです。また特に対策をしなくても1週間程度で解消される一時的なものです。
原因は毛穴に残った髭の燃えカス
泥棒ヒゲの原因は、レーザー照射により焼け焦げた髭が毛穴で膨張してしまうことです。残念ながらこれは避けることができません。
元々髭の濃い人は抜け落ちるまで非常に目立ちます。
レーザー照射後は1週間から10日でボロボロ抜け落ちる
レーザー照射を受けた髭は毛根から焼き離されるため、およそ1週間~10日前後でボロボロと抜け落ちる時期(ボロボロ期)がきます。これにより泥棒ヒゲ状態は自然と解消されます。
メディオスターは泥棒ヒゲになりにくい?
痛みが少ないレーザーとして人気が急上昇している最新機種『メディオスター』は従来の毛乳頭を高熱で破壊する方式とは違い、蓄熱で少しずつ熱を加えバルジ領域を破壊ターゲットとしたレーザー機器です。
そのため髭が焼けにくく、泥棒ヒゲになりにくいというメリットがあります。毛根と髭が焼き離されないため、レーザー脱毛特有のボロボロ期もやってきません。
泥棒ヒゲの対策は?
放置しておいても1週間~10日程度で自然と抜け落ち解消されますが、もともと髭の濃い人は泥棒ヒゲ状態が目立ちやすいため気になると思います。そんな泥棒ヒゲ状態を乗り切るための対策をいくつか紹介します。
マスク
照射後1週間ぐらいは外出時にマスクをしましょう。レーザー脱毛していることを周りに知られたくない場合は風邪をこじらせたことにでもしておけば良いです。
非常に手軽でありながら、日焼け対策・保湿も兼ねます。
BBクリーム・ファンデーション
化粧で誤魔化すという手もあります。保湿効果や紫外線対策も兼ねたBBクリームが非常に便利でオススメです。ニキビ後を隠すときなどによく使われます。ちなみにBBクリームのBBとは『Blemish Balm』の略で『欠点を補う』という意味だそうです。
自然に抜け落ちるまでは抜かない
泥棒ヒゲが目立つからといって、無理に抜いてしまうのはよくありません。埋没毛や毛嚢炎など、毛抜きにはたくさんのリスクがあります。