ヒゲ脱毛では1ヶ月半~2ヶ月に1回の間隔で予約するのが一般的です。
「もっとガンガン照射して早く終わらせたい」と思いますよね。
ヒゲ脱毛の間隔を空けるのには2つの理由があります。
- ヒゲが生え揃う前に照射しても効果が低いため
- 予約の集中と混雑を避けるため
です。
このページでは「ヒゲが生え揃う前に照射しても効果が低い」理由を詳しく解説します。
レーザー脱毛の仕組みについて簡単におさらい
まずはレーザー脱毛の仕組みについて、簡単におさらいしておきましょう。
レーザー脱毛では黒色に反応するレーザーを照射し、毛髪に吸収させることで熱を発生させます。
そして、毛根の奥深くにある「毛乳頭」まで熱を伝えて破壊することで、毛の生成を止めるのがレーザー脱毛の仕組みです。
ヒゲが毛乳頭と離れていると効果がない!
レーザー脱毛では、毛乳頭にくっついているヒゲ(成長期)は脱毛できますが、
- これから抜けていくヒゲ(退行期)
- 今はヒゲが生えていない毛根(休止期)
- 白髪
この3つは、毛乳頭までレーザーの熱が届かないため、脱毛効果が得られません。
そして、レーザー脱毛で効果を得られる「成長期」はヒゲの場合、今生えている毛の20%ほどと言われています。
レーザー照射後は一旦すべてのヒゲが抜け落ちるので、すべてのヒゲに効果があるように感じます。
しかし、実際に生えてこなくなるのは照射した内の2割ほど、残りの8割は復活してしまうのです。
ヒゲが生え揃った時が照射のベストタイミング
一度レーザー照射してから再びヒゲが生え揃うまでの期間が、平均1ヶ月半~2ヶ月後と言われています。
しかし、実は大した根拠はなく、個人差も大きいです。
Q.施術の間隔は、どれくらい開けるものですか?
A.平均的に8〜12週間程度です。
引用元: ゴリラクリニック
これは毛の生え変わり(毛周期)に個人差がありますので、一概に回答できないのですが、当クリニックでの経験で回答しますと、平均的におよそ8〜12週間程度と考えています。
あまり難しく考えず、最低でも2ヶ月以上空けて「十分生えてきたなー」と思ったタイミングで照射するのが、損の少ない通い方と言えるでしょう。
『十分に体毛が生えそろってきた時』が、本当に最適な照射のタイミングです。
引用元: メンズリゼクリニック
間隔を短くしすぎると1回あたりの効果が落ちてしまいますが、伸ばしすぎる分には何の問題もありません。
レーザー照射回数ごとの脱毛イメージ
ヒゲがしっかり生えそろった状態で照射した場合、1回のレーザー照射で効果があるヒゲは全体のおよそ20%です。
これを計算していくと、5回の照射で約67%のヒゲを永久脱毛できることになります。
回数 | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回 | 7回 | 8回 | 9回 | 10回 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
残りのヒゲ | 80% | 64% | 51% | 41% | 33% | 26% | 21% | 17% | 13% | 11% |
回数ごとの必要期間目安と、ヒゲ脱毛完了後のイメージは次のようになります。
- STEP
5~6回(約1年)
5~6回の照射で60~70%のヒゲがなくなり、ほとんどの人がヒゲ剃りが楽になったと感じます。完全なツルツルにはまだ少しかかります。
- STEP
10回(約1年半~2年)
10回照射が完了するとおよそ90%のヒゲがなくなり、ほとんどの人はヒゲ剃りが数日に1度で済むようになります。もともと髭の薄い人は完全なツルツルに近い状態になります。
- STEP
15回(約3年)
15回程度照射すると、ヒゲの濃い人も完全なツルツルに近い状態になります。
まとめ:焦らずじっくり通うほうが効率的です
以上、ヒゲ脱毛の間隔を空ける理由について解説しました。
簡単にまとめると
- 間隔を空けるのは、ヒゲが十分に生え揃う(1回の効果が最大になる)のを待つため
- 一度脱毛してから再び生え揃うまでが平均2ヶ月
(個人差があるので本当はもっと空けても良い)
ということ。
極端な話、1年に5回照射するのと、10回照射するのでは、効果はほとんど変わりません。
ヒゲ脱毛にオススメの脱毛サロン・クリニックは以下の記事でご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
2 件のコメント
よく「1ヶ月に1回通えます」ということを言っているクリニックがあるのですが、やっぱりそういう所は避けた方が良いんでしょうか?
まず前提として、レーザー脱毛は生えている毛にしか効果を発揮できません。
私の体感ですがヒゲ脱毛後1ヶ月では「まだヒゲがほとんど復活してない状態」ですので、2ヶ月は空けたほうが良いと思います。
2ヶ月に1回打つのと、1ヶ月に1回打つのでは、効果にほとんど違いが無いでしょう。