メンズ医療レーザー脱毛を徹底解説&おすすめクリニック3選

この記事では男性に向けて

  • 医療レーザー脱毛の仕組み
  • メンズ脱毛サロン(光脱毛)との違い
  • メンズ脱毛クリニックの選び方

を解説し、記事の後半ではおすすめクリニックを3つ、プランとあわせてご紹介します。

本ページはプロモーションが含まれています。(詳しくはツルリオについてへ)

医療レーザー脱毛の仕組み

医療レーザー脱毛は、黒色メラニン色素にだけ反応するレーザーマシン(ダイオードレーザーやYAGレーザー)を使用し、毛根に熱を加えて毛の生成細胞を破壊することで、毛の再生を抑える施術です。

単発式(HR式)脱毛と蓄熱式(SHR式)脱毛

医療レーザー脱毛には

  • 単発式(HR式)脱毛
  • 蓄熱式(SHR式)脱毛

という、2種類の脱毛方法があります。

単発式脱毛は毛根の奥深くにある「毛母細胞と毛乳頭細胞」をターゲットとした方法で、1発1発が強力なレーザー(バチンッ、バチンッという感じ)を照射します。強力な分、毛母細胞までしっかりとレーザーが届き、脱毛効果を実感しやすいことがメリットですが、1発の痛みが強いというデメリットもあります。

有名なレーザーマシンでは、ジェントルYAG(ヤグレーザー)やライトシェア(ダイオードレーザー)が単発式脱毛になります。

↓は単発式(ジェントルYAG)の施術動画です。

一方で蓄熱式脱毛は、毛乳頭細胞や毛母細胞に加え「バルジ領域」もターゲットとした方法で、比較的新しい脱毛法になります。

バルジ領域は2000年代になってから発見された発毛司令を出している幹細胞の一種です。毛母細胞や毛乳頭細胞よりも毛根の浅い位置にあるため、従来の脱毛より低い出力でダメージを与えることができます。

蓄熱式脱毛では、低出力のレーザーを何発も(ピピピピピッっという感じで)当てて熱を加えていき、バルジ領域にダメージを与えます。1発が弱いので痛みが小さいのがメリットですが、単発式と比べると毛母細胞や毛乳頭細胞までは届きにくいため、やや効果を実感しにくいというデメリットはあります。

有名なレーザーマシンでは、メディオスターやソプラノが蓄熱式脱毛です。(機器によっては単発モードもあり)

↓の動画はメディオスターでの施術の様子です。

単発式と蓄熱式のどちらも永久脱毛の効果がしっかりと認められていますので、クリニック選びの際それほど神経質になる必要はありません。

脱毛は1回では終わらない

よく誤解されている方が多いのですが、医療レーザー脱毛は1回照射しただけでは終わりません。

まず前提として、医療レーザー脱毛は毛髪を伝って毛根にまで熱を届けるので、毛が生えている毛根にしか効きません。そして人間には「毛周期」と呼ばれる毛の生え変わりサイクルがあり、今生えている毛は全体の20%程度しかないのです。

毛周期
毛の生え変わりサイクル

そのため、大きな効果を実感するまでに3〜5回、完全な無毛に近い状態を目指すとなると10回以上の照射を、毛周期に合わせて2〜3ヶ月間隔で行わなくてはいけません。

脱毛に必要な回数については、以下の記事で詳しく解説しています。

メンズ脱毛は何回で終わる?部位・脱毛法ごとに回数目安を解説!

医療レーザー脱毛のリスクと注意点

医療レーザー脱毛は強力なレーザーマシンを使用した施術(医療行為)であり、施術にはリスクがあります。

まず脱毛後もっとも多い症状が、一時的な肌の赤みです。これはレーザー照射の熱に肌が反応してしまうことで起こり、殆どの場合は数日で収まりますが、悪化するとかゆみを伴ったり、なかなか治りにくいこともあります。

次に多い症状が、毛嚢炎(もうのうえん)とよばれるニキビのようなデキモノです。毛嚢炎は脱毛により開いた毛穴に雑菌が侵入することで起こります。こちらも殆どの場合は数日で収まりますが、悪化すると治りにくかったり、跡が残ってしまうこともあります。

めったに起こることは有りませんが、レーザー脱毛には火傷のリスクもあります。火傷の原因としては、マシンの設定ミスや、日焼けした肌・色黒の肌に照射してしまう施術ミスなどがあり、ほとんどの場合において、クリニック側に責任があります。

また、医療レーザー脱毛では、黒色メラニンに反応するマシンを使用するため、色黒の肌・日焼けした肌には照射ができません。脱毛期間中は、しっかり日焼け対策をする必要があります。

レーザー脱毛後に

  • 肌の赤みが2〜3日経っても引かない
  • 毛嚢炎が多い、収まらない
  • 火傷したかもしれない

と感じた場合は、早めに医師の診察を受けるようにしてください。

脱毛サロン(光脱毛)との違い

脱毛サロンで使用されている光脱毛は、基本的な仕組みは医療レーザー脱毛と同じですが、最も大きな違いはパワーです。

医療用レーザーは医療従事者(医師・看護師)しか使用できない

医療用レーザーマシンは非常に強力で、使用を誤ると取り返しがつかない場合もあるので、施術は「医師または医師の指導下にある看護師」しか行うことができません。無資格者が施術を行うと医師法違反となり、もし火傷を負わせてしまった場合は業務上過失傷害の罪にも問われます。

一方で脱毛サロンで使用される光脱毛は、無資格者でも安全に使用できるパワーまでしか出せません。パワーが低い分、脱毛効果も小さいため、結果的に医療レーザー脱毛よりも多い回数通う羽目になります。目安としては、医療レーザー脱毛なら5〜10回、サロンの光脱毛なら10〜20回程度通うのが普通です。

強力な分、痛みも強いが麻酔で軽減可能

医療レーザー脱毛では麻酔を使用できます。(脱毛サロンは医療機関ではないので、麻酔を使用できません)

医療レーザー脱毛で使用される麻酔は主に

  • 笑気麻酔
  • クリーム麻酔
  • 局所注射麻酔

の3種類あり、特に痛みの強いヒゲの脱毛では、6〜7割の男性が鼻から吸引する「笑気麻酔」を使用します。

医療機関なので肌トラブルへの対応は「基本的に」万全

医療レーザー脱毛は医療機関で行いますので、万が一ヤケドなどが起こった場合には、その場で対応してもらうことができます。

ただし、中には知らんぷりをする悪徳なクリニックも存在するかもしれません。実際、ヤケドの跡が残って裁判沙汰になってしまうケースもあります。

【参考】レーザー脱毛でやけど、院長ら送検 患者男性「悔しい」:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASM593FGGM59UTIL009.html

悪徳なクリニックを選んでしまわないように、後述する「メンズ医療レーザー脱毛クリニックの選び方」をしっかり読んで、慎重に選びましょう。

メンズ医療レーザー脱毛クリニックの選び方

ここからは、メンズ医療レーザー脱毛で失敗しないためのクリニックの選び方について解説します。

知名度が高く、実績が多いクリニックを選ぶ

医療レーザー脱毛はレーザー機器を使用する医療行為ですので、万が一ヤケドを負わされたりしてしまわないよう、知名度が高く症例数(実績)が多い、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。

小さな町の皮膚科から、全国的に有名な総合美容クリニックまでありますが、できれば後者を選びましょう。

実績が多いということは、脱毛経験が豊富で技術力が高いということですし、知名度が高く全国展開しているということは、今までに大きな事故・事件を起こしたことがないということです。

後ほどご紹介する「メンズ医療レーザー脱毛のおすすめクリニック」はすべて、全国に10院以上、累計症例数10万件以上の有名クリニックとなっていますので、安心して通うことができます。

レーザーマシンの種類をチェックする

ほとんどの医療レーザー脱毛クリニックで

  • アレキサンドライトレーザー(ジェントルレーズなど)
  • YAGレーザー(ジェントルYAGなど)
  • 単発式ダイオードレーザー(ライトシェアなど)
  • 蓄熱式ダイオードレーザー(メディオスターなど)

の4種類のうちのどれかが使用されています。

それぞれのマシンの違いについて詳しくは、以下の記事で解説しているので、あわせてお読みください。

髭脱毛に最適なレーザーの種類は?各機種の特徴と違いについて解説

よくわからない場合は

  • ジェントルYAG
  • ライトシェア・デュエット
  • メディオスター

のうちの1機種。できれば2機種以上が導入されているクリニックを選んでおけば間違いないでしょう。

コース回数と料金(初診料・再診料など追加でかかる費用もチェック)

医療レーザー脱毛では5〜6回のコースを採用しているクリニックがほとんどです。ほとんどの方は、5〜6回で満足の行く効果が得られると思いますが、無毛に近いツルツルを目指す場合は10回以上を目安にしましょう。

脱毛は自由診療ですので、料金はクリニックによってかなり幅があります。目安としてはヒゲ脱毛は鼻下・アゴ・アゴ下の3部位で5回10万円以下、胸や足など照射範囲の広いパーツは5回10万円前後、肛門周りなど狭いパーツは5回5万円前後で済むところが多いです。

また、コース料金以外で掛かってくる費用がないかもしっかりチェックしておきましょう。例えば初診料・再診料(医師による診察料)などは別となっているクリニックも多いです。

他には、剃り残しのシェービング料金や予約キャンセル料、麻酔代、処方される塗り薬代など、別途料金がかかる場合があります。

メンズ医療レーザー脱毛のおすすめクリニック3選

以上の選び方ポイントを踏まえて、ツルリオ編集部おすすめのメンズ医療レーザー脱毛を3つご紹介します。

メンズリゼ

メンズリゼ

メンズリゼの基本情報(2019年8月現在)
院数 22院(提携院含む)
脱毛実績 50万件以上(女性脱毛含む)
レーザーマシン ジェントルYAG
ライトシェア・デュエット
メディオスター
※医師の判断で選択。患者自身の希望による選択は不可
追加でかかる費用 麻酔代のみ(1回3,000円前後)
おすすめプラン
肛門周り 39,800円(5回)
胸毛 59,800円(5回)

湘南美容クリニック

湘南美容クリニックの基本情報(2019年8月現在)
院数 67院
脱毛実績 75万件以上
レーザーマシン ジェントルレーズ
メディオスター
ウルトラ美肌脱毛(光脱毛)
※院により設置機種が異なる
※医師の判断で選択。患者自身の希望による選択は不可。
追加でかかる費用 剃り残しシェービング(1ヶ所500円)
予約キャンセル(1回3,000円)
麻酔代(1回3,000円前後)
おすすめプラン
ヒゲ3部位 29,800円(6回)
28,750円(6回)

ゴリラクリニック

ゴリラクリニック

ゴリラクリニックの基本情報(2019年8月現在)
院数 13院
脱毛実績 19万件以上
レーザーマシン ジェントルYAG
メディオスター
ライトシェア・デュエット
ジェントルレーズ
※院により設置機種が異なる
※予約時に機種を選択可能
追加でかかる費用 麻酔代のみ(1回3,000円前後)
おすすめプラン
ヒゲ脱毛完了コース(3部位) 74,304円(6回+アフターフォロー)
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